株式投資で利益を出すポイント
①6つの目印が何かを知って
②6つの目印でチャートを読み解く練習を繰り返す
6の目印
1:新値更新しているローソク足を数える
2:移動平均線の並びと傾き
3:局面の判断
4:安値、高値ライン
5:節目となる価格
6:局面と周期
下のアサヒグループホールディングスのチャートを使って各目印についてご紹介します。
1:新値更新しているローソク足を数える
相場に欠かせない「ローソク足」とは?
まずはローソク足の見方をざっくり覚えましょう。
特に大切なのは始値と終値です。
9時に市場が始まってその日のスタート時の価格が始値です。
3時に市場が閉まり、その日の最終的な価格が終値です。
スタート時よりも価格が上がれば、1日のローソク足は陽線です。
スタート時よりも価格が下がれば、1日のローソク足は陰線です。
新値更新の数え方
陽線の新値更新は
陽線の終値が、前日の終値よりも高い株価を更新しているローソク足を数えます。
陰線の新値更新は
陰線の終値が、前日の終値よりも低い株価を更新しているローソク足を数えます。
2:移動平均線の並び
チャート上に移動平均線を5日、25日、75日、100日、200日で表示させましょう。
※下の図は 5日移動平均線=5日線 と表記してます
この移動平均線は様々な情報を教えてくれます。
しっかり移動平均線を活用するためにもまず最初に
「移動平均線の並びから局面を判断する」方法を覚えましょう。
※以下から5日移動平均線=短期線、25日移動平均線=中期線、75日移動平均線=長期線と表記します。
3:局面の判断
チャートは3つのシーン(局面)でできています。
・上がっている時=上昇局面
・下がっている時=下落局面
・どちらでもない時=横ばい局面
移動平均線の並びから局面を判断する
まずは大まかな局面を判断するために短中長期線の3本を見ましょう。
移動平均線の並びが
上から短期線>中期線>長期線 となっていたら 上昇局面
上から長期戦<中期線<短期線 となっていたら 下落局面
短期線と中期線が交差し合っていたら 横ばい局面
と判断します。
局面を見てから「買い」か「売り」かを判断する
局面の判断は自分が買いで入るか?売りで入るか?の判断に影響する重要なポイントです。
・横ばい局面なら
株価の高いラインで売りエントリー
株価の安いラインで買いエントリー
・上昇局面なら 基本的に買いでエントリー
・下落局面なら 基本的に売りでエントリー
4:安値、高値ライン
5:節目となる価格
切りの良い数字は安値や高値と同じように
レジスタンスラインやサポートラインになり得ます。
上の図では5500円もラインの一つとなっています。
考察例
「今この銘柄は2500円と2100円と1700円のラインが存在してる。
もし2500円のラインを割ったら2100円まで下がりうる・・」
6:周期
周期とは、各局面が繰り返されている期間やサイクルのことです。
チャートを見るときは上昇、下落、横ばいの各局面が何ヶ月続いているか確認しましょう。
まずは下の目安を参考にして観察します
横ばい 3ヶ月程で株価が方向性を出しやすい
上昇 3〜6ヶ月ほどで次の局面へ移りやすい
下落 3〜6ヶ月ほどで次の局面へ移りやすい
銘柄によって周期の特性を掴んだ上でトレードします。
6つの目印を意識してデモトレードをしてみましょう!
トレーニング銘柄
・アサヒホールディングス 2018年6月20日〜1年ほど